DCの運用は60歳で受け取りを始めれば終わるものと考えている方もおられますが、運用しつつ、受け取るといった考え方もあります。
例えば、60歳時点で1000万円の 資産を有している人が、何も運用せずに毎年月5万円(年60万円)の現金を引き出すと、16年で資産が枯渇してしまいます。(手数料等は考慮せず)
一方、同じ資産を2%で運用しながら引き出していった場合、約20年間と4年も長く引き出すことができるようになります。
機械をメンテナンスすると長持ちするように、資産も運用というメンテナンスをすることで、より長持ちさせることができるようです。老後資金の運用は60歳で終わりではありません。60歳以降も管理・運用する意識を保ち続けましょう。