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かしこい受取り方

受取り時の税制優遇について知ろう

受取り時の税制優遇について知ろう
ここではDCを受取る時の税制優遇について解説したいと思います。

DCの資産は、年金(分割)または一時金(一括)で受取ることができますが、
・「年金」として受取る場合は「公的年金等控除」
・「一時金」として受取る場合は「退職所得控除」

を利用することとなります。

退職所得控除の計算方法

DCを一時金として一括で受取る場合、「加入期間(掛金をかけた期間) = 勤続年数」とみなされます。(※退職手当等の他の制度から資産の移換を受けた場合は、移換された資産額の算定の基礎となった期間を含みます。)
<計算式>
・勤続年数が20年以下の場合
 40万円 × 勤続年数 = 控除額  ※80万円に満たない場合には、80万円
・勤続年数が20年以上の場合
 800万円 + 70万円 × (勤続年数 - 20年) = 控除額.
ただし、DCを受取った年の前年以前19年間(※22年4月より)で、他の退職一時金を受取っていた場合は、「退職所得控除額」の調整がなされます。
過去に受取っていた退職一時金で控除の枠を使い切っていた、ということもありえるため注意してください。

公的年金等控除の計算方法

一方、年金として分割で受取る場合は、「公的年金等控除」の対象となります。公的年金等控除の額は年齢や年金額に応じて、以下の通りとなります。
(出所)国税庁ホームページ「公的年金等の課税関係」よりりそな銀行作成
公的年金等控除は、DCから受取る年金だけでなく、公的年金や他の企業年金から受取る年金と合計して計算されます。
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