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確定拠出年金をはじめよう!

掛金の積み立てだけではNG!? 確定拠出年金の「年末調整」「確定申告」の方法とは

税制メリットを享受するには「年末調整」「確定申告」が必要?

2017年から、これまで加入対象外だった人も個人型確定拠出年金(iDeCo(イデコ))に加入できるようになりました。これをきっかけにiDeCo(イデコ)をはじめた人も多いのではないでしょうか。
さらに、2018年からは年単位で掛金の拠出ができるようになったことで、一段と柔軟性が高まりました。

確定拠出年金は、税制メリットを享受しながら老後の資産作りができる制度ですが、実は、掛金を積み立てているだけではそのメリットを享受することはできません。
2018年から確定拠出年金をはじめた人は、2018年の年末調整または2019年の確定申告を行うことになります。申告の方法をおさえておきましょう。

会社員、公務員なら「年末調整」で税金が還付される

確定拠出年金の掛金を払っている会社員や公務員は、「年末調整」をすることで払った所得税の還付を受けられます。年末調整の手続きの流れは以下のとおりです。

  • 「小規模企業共済等掛金払込証明書」を準備する
  • 年末調整の書類に必要事項を記入する
  • 書類を勤務先に提出する

「小規模企業共済等掛金払込証明書」は、毎年10月~11月頃に国民年金基金連合会から送られてきます。
届いた証明書は、年末調整の添付書類になりますので、失くさないように保管してください。
11月頃になると、勤務先で「給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書」という書類が配布されますので、必要事項を記入しましょう。

記入箇所は、書類の右下部分にある「小規模企業共済等掛金控除」の「個人型又は企業型年金加入者掛金」と書かれている欄です。
送付された証明書に記載されている金額を確認しながら、「合計(控除額)」の欄に、その年の確定拠出年金で払った掛金の総額を記入します。
記入方法が分からない場合は、勤務先の総務担当者などに確認してください。

記入が終わったら、「小規模企業共済等掛金払込証明書」を添付して、書類を勤務先に提出します。
なお、10月以降に掛金を払い込んだ人や、払い方を年1回にしている人は、年末調整ではなく「確定申告」が必要です。確定申告の方法は後述します。

自営業者なら「確定申告」で税金が還付される

自営業者やフリーランスの方には年末調整がありませんので、「確定申告」が必要になります。確定申告の手続きの流れは以下のとおりです。

  • 「小規模企業共済等掛金払込証明書」を準備する
  • 「確定申告書B」に必要事項を記入する
  • 上記の書類を税務署に提出する

「小規模企業共済等掛金払込証明書」が届く時期は、会社員や公務員と同じく10月~11月頃です。確定申告の期限は、翌年の2月16日から3月15日までですので、それまで大切に保管しておきましょう。
確定申告書を取り寄せたら、まず「確定申告書B・第一表」の左下部分にある「小規模企業共済等掛金控除⑬」という項目を探してください。
その空欄部分に、小規模企業共済等掛金払込証明書に記載されている「支払った掛金の総額」を記入します。

続いて、確定申告書B・第二表の右上に「⑬小規模企業共済等掛金控除」に「掛金の種類」という欄がありますので、そこに「個人型確定拠出年金」と記入します。
さらに、支払掛金の欄と合計の欄に、支払った掛金の総額を忘れずに記入しましょう。
書類を記入したら、確定申告の申告期限内に、小規模企業共済等掛金払込証明書を添付して、確定申告書類を税務署に提出します。

年末調整を忘れたら確定申告が必要に?

会社員や公務員であっても、年末調整をし忘れた場合は、確定申告が必要になります。

会社員や公務員が提出する確定申告書類は、「確定申告書A」です。
確定申告書A・第一表の左中部分にある「小規模企業共済等掛金控除⑦」の右側の空欄に、その年の確定拠出年金で払った掛金の総額を記入しましょう。

続いて、確定申告書A・第二表の右上部分にある「⑦小規模企業共済等掛金控除」の「掛金の種類」の欄に「個人型確定拠出年金」と記入してください。

最後に「支払掛金」の欄と「合計」の欄に、その年に支払った掛金の総額を記入します。

書類を記入したら、確定申告の期限内に、小規模企業共済等掛金払込証明書と源泉徴収票を添付して税務署に提出しましょう。なお、確定申告は手で記入することもできますが、国税庁のホームページ「確定申告書等作成コーナー」を利用すると便利です。
パソコンで入力できる上、自動的に計算もしてくれるので間違いが起こりにくいからです。
入力したらデータをダウンロードし、印刷して税務署に直接持参するか郵送で提出しましょう。

確定拠出年金の所得控除のメリットは「本人」だけに適用される

確定拠出年金は、所得税と住民税の負担が軽減されるのがメリットの1つですが、国民年金保険料や国民健康保険料とは異なり、所得控除や還付を受けられるのは本人だけです。
専業主婦(夫)の配偶者に代わって掛金を払っても、掛金を払った人はその分の所得控除を受けることができない点に注意してください。

また、所得税や住民税を払っていない専業主婦(夫)は、そもそも所得控除を受けることはできません。
ただし、専業主婦(夫)の人でも、自分名義で老後資金の形成ができたり、運用中の運用益に税金がかからないというメリットはあります。

申告には「掛金払込証明書」の添付が必要! 書類の紛失に気を付けて

年末調整や確定申告の手続き自体は、決して難しいものではありません。
しかし、いずれの場合も申告には「証明書」が必要です。書類の紛失にはくれぐれも注意してください。

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