必見!専業主婦(夫)が個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入するメリットと注意点は?

必見!専業主婦(夫)が個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入するメリットと注意点は?

専業主婦(夫)も個人型確定拠出年金(iDeCo)が使えるの?

2016年12月以前は国民年金の第3号被保険者(以下、「専業主婦(夫)」と記載いたします)の方はiDeCoに加入することができませんでした。
しかし、ライフスタイルが多様化してきたこと、国民の自助努力による資産形成を促す観点から、2017年1月から専業主婦(夫)の方もiDeCoに加入することができるようになりました。
※2017年の法改正については、下記記事をご覧ください。

では、専業主婦(夫)の方がiDeCoに加入する際のメリットと関連する注意点はどんなものがあるでしょうか?ここでは2つご紹介します。

専業主婦(夫)がiDeCoに加入した場合のメリットと関連する注意点

  • 60歳以降の資金として貯蓄することができる
    iDeCoは60歳以降にしか引き出しできない仕組みなので、「途中で解約して、使ってしまう」という心配はありません。一方で、一度iDeCoの制度に入れたお金は60歳以降でないと引き出しできないので注意が必要です。
    毎月の掛金額については、5千円から23千円までの範囲で、千円単位で決定します。また、掛金額の変更は年1回可能です。
    なお、掛金は途中で停止・再開することも可能です。家計の状況に合わせて掛金額をご検討ください。
  • 税制上のメリットがある
    iDeCoは、①掛金が全額所得控除、②資産の運用益が非課税、③受取時も控除あり、の3つの税制上のメリットがあります。
    • 掛金が全額所得控除
      所得がない専業主婦(夫)の方の場合、所得控除のメリットはありませんので注意が必要です。ただ、復職などにより専業主婦(夫)でなくなり、所得が発生した場合には、所得控除のメリットを受けることが可能です。
    • 資産の運用益が非課税
      通常、金融商品の運用益などには20.315%の課税がされますが、iDeCoでは運用益が非課税なので、その分有利に資産運用することができます。
    • 受取時も控除あり
      受取方法により、退職所得控除と公的年金等控除の適用を受けることができます。

    なお、税制上のメリットもありますが、iDeCo制度を利用する際には所定の手数料が必要になりますので、その点は注意が必要です。

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